横浜中華街の名店・萬珍樓へ行ってきました!コース料理の感想は?
先日、久しぶりに家族で横浜中華街へ行ってきました。
週末はいつ行っても混んでいる中華街ですが、今回は年末ということもあり相変わらずの大賑わい。
今回は2回目となる中華街の言わずと知れた名店、萬珍樓へ行ってきたのでその様子をレポートします。
横浜中華街 萬珍樓
萬珍樓は、なんと明治25年創業と横浜中華街を代表する老舗です。
場所は、横浜中華街大通りの前楼門近くにあります。
Google Map
萬珍樓の近くには、これまた中華街きっての名店である聘珍楼(へいちんろう)がありますが、名前が似ているからと言って間違えて入店しないようにしましょう。(私は、ぼーっとしていたため間違えて聘珍楼に入ってしまいました(笑)。両方行ったことあるのになあ・・・)
中華街のメインストリートを元町中華街駅側から行くと最初に聘珍楼があるんですよね。
それで・・・”聘珍楼”という看板が・・・最初の漢字が読めないのでなんとなく萬珍樓だと思ってしまう罠。
これは中華街あるあるだと信じたい(笑)
聘珍楼に入って、予約の名前がないので、夫に「ここほんとにまんちんろう?」と言われたところで、お店の人がすかさず「ここはへいちんろうです」と言われたのが今回のハイライトです。
さて余談は終わりにして、さっそく”萬珍樓”に入ってみます。
萬珍楼に入ると、中国獅子舞にお出迎えされました。
これは中国の旧正月が近いので春節の飾りなんですかね。
さすがは高級店とだけあって豪華絢爛な店構えです。
予約してあったので、名前を伝えて席に案内されます。
今回通されたのは円卓のテーブル席。
この回転テーブルは外せません。
夫がどや顔で「この回転テーブルは日本からの逆輸入なんですよ」と言っていましたがそんなこと当然知ってます。
みなさんは知ってました?
この日は大人5人と赤ちゃん1人で伺いました。
今回いただいたのは、萬壽宴(13,000円)と富貴宴(16,000円)のコース。
コース料理は、6,000円から21,000円が用意されており、各コースは2名以上から注文できます。
今回は萬壽宴2名と富貴宴3名をオーダー。
平日ランチだと2,500円くらいからありますが、この日は年末年始だったためお昼でもランチメニューはありませんでした。
もちろん、アラカルトもあります。
萬壽前菜。
富貴前菜。
さすが萬珍楼の前菜。これから運ばれるコース料理に胸が高まります。
萬壽前菜よりも富貴前菜の方が値段が高いだけあって少し豪華ですね。
どれも美味しい!
前菜を食べ終わると、そこにはなんと「萬珍楼」の文字が・・・
さすが芸が細かいです。
ふかひれ姿煮。
ふかひれのぷるんとした食感に、スープは香り高く上品なお味。
ただふかひれって個人的には高いだけであまり美味しいとは思わないんですよねぇ。
萬壽宴の大海老の二種作り。これは美味しかった。
エビがプリプリです。
富貴宴の大海老の二種作り。
取り分けをして4種類の違ったお味を楽しみました。
海老が大きくぷりっぷりでどのソースも海老にしっかり絡んでいて美味しいです。
萬壽宴の鮑と冬茄のオイスターソース。
旨味たっぷりの鮑と冬茄にオイスターソースの味付けがよく合います。
富貴宴の国産牛ヒレ肉のトリュフ仕立て。
柔らかいヒレ肉に、トリュフの香りがふわっと口の中で広がります。口の中が幸せ(笑)
これだけトリュフを感じたのは初めてかも。
萬壽宴の白身魚のXО醤香り蒸し。
ふわっとした白身魚がXО醤によく合ってたまりません!
富貴宴の鮑と衣笠茸のオイスターソース。
萬壽宴の和豚もちぶたの無花果炒め。
とろりとした無花果の香りと甘酸っぱさが豚肉と合わさって美味しいです。
富貴宴のホタテとマコモダケのXO醤炒め。
大きなホタテと歯ごたえのあるマコモダケで食感を楽しみます。
萬壽宴の浅利の炒飯。
これはもう食べなくても美味しいですね。
もちろん、食べて美味しかったです(笑)
特製の伊府麺。
伊府麺って初めて食べたのですが、なんというか麺のぷつぷつと噛み切る食感がおもしろい!
萬壽宴の季節のデザート盛り合わせ。
富貴宴の季節のデザート盛り合わせ。
デザートまでやっぱり美味しい。
どれもこれも期待を裏切らない美味しさでした。
ごちそうさまでした。
中華街を代表する老舗、萬珍楼。
名店の名に恥じないその味を堪能しに、ぜひ行ってみてください!