【みなとみらいの街の魅力を再発見】町並みが美しい理由は電柱がないこと!?
今回はちょっと真面目にみなとみらいの町並みがなんでこんなに美しいのか、その理由を紹介しようと思います。
もちろんみなとみらいの町並みが美しい理由はいくつかあると思いますが、その最大の理由は「電柱が存在しないこと」だと思います。
これは有名な話なので知ってる人が多いと思いますが、みなとみらいには電柱が存在しないのです。
「えっじゃあ電気ってどうやって供給しているの?」と気になる人がいると思います。
このページのポイント
- みなとみらいに住む管理人がみなとみらいの町並みが美しい理由の一つである「電柱がない」ということを解説します
- 電柱がないのにみなとみらいはどうやって電気が通ってるのという疑問もお答えします
みなとみらいには電柱がない!?
みなとみらいを歩いていると「あぁ美しい町並みだなぁ」とよく思います。
その理由を考えていると、普通はあるものがみなとみらいにはないことに気づきます。
そう、みなとみらいにはなんと電柱がないんです。
つまりそれは空を這う無数の電線がないということを意味します。
そのため空が広い。
みなとみらいには本当に青空がよく似合います。
みなとみらいのマンション群。
道には街灯はありますが、電柱は一本もありません。
みなとみらいの街作りが本格的に開始されたのは1980年代ですが、その頃からこの電柱のない美しい町並みは計画されていました。
みなとみらいの町並みは本当に美しいです。
私がみなとみらいに住む理由はやっぱりそこです。
かなり偏見が混じりますが(笑)、私は「東京は人の住むところではない」と思っています。
なんだか東京はいろいろと余裕がありません。
時間も、場所も、そして住む人の心の余裕も。
それに比べてみなとみらいはなんだかたくさんの”余裕”を感じるのです。
もちろん東京でも電線地中化が進み、電柱がないところが増えていますが、町並みに余裕がないように感じます。
電柱がなく、空が広いまち「みなとみらい」。私がみなとみらいを選んだ理由の一つです。
電柱がない理由は共同溝
「電柱がないのにどうやって電気をまかなっているの?」と疑問に思うかもしれませんが、答えは簡単で、地中に埋まっているのです。
電線は水道管やガス管とともに地下の共同溝を通っています。
(画像引用:みなとみらいエリアマネジメント)
この共同溝、実は景観だけではなく、災害に強い町並み作りにも一役買っているのです。
地震などの災害時に電柱が倒壊し、電気が不通になるということが共同溝だと可能性が低くなります。またもちろん電柱の倒壊による二次災害も防げます。
みなとみらいの景観はこうした高水準の安全インフラによって守られているんですね。
さらにみなとみらいではエリア内の全施設で「地域冷暖房システム」が採用されています。
これは各施設で使う冷暖房や給湯を、一カ所の地区プラントで作られた冷水や蒸気でまかなっているシステムです。
みなとみらいでは「みなとみらい二十一熱供給株式会社」センタープラントがその役割を担っています。
センタープラントは日石ビルの裏側にあるんですよ。
Google Map
知ってました?
この地域冷暖房システムはみなとみらい地区のマンションにも適用されているので、みなとみらい地区のマンションにはエアコンが必要ないんですよ。
地域冷暖房システムでは夜間の安い電気で夏は氷を、冬は蒸気を作っているので、電気代が安いし、ピークの少ない最適化されたシステムで環境にも優しいんです。
またクイーンズタワーAの地下には第2プラントがあります。
冬にクイーンズタワーの屋上から蒸気が上がっているのを見たことはありませんか?
この白い煙が蒸気なんですね。
冬にみなとみらいの共同溝に通じる金網の上を通ると熱気を感じることがありますが、それも共同溝を通っている蒸気ですね。
こうしてみなとみらいの街が美しい理由を考えてみると、いろいろとみなとみらいの街の謎が解けて楽しいですよね。
ぜひ注目してみてください!!